芥川賞作家・吉田修一の最高傑作を李相日監督が渾身の映画化。ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観る者に「いったい誰が本当の“悪人”なのか」を問う。悪意にまみれたこの現代で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。人間の善悪を深くえぐる演出と豪華キャストによる究極のヒューマンドラマ。
2010年/日本/139分
監督・脚本:李相日 原作・脚本:吉田修一(朝日文庫刊)
キャスト:妻夫木聡/深津絵里/岡田将生/満島ひかり/樹木希林/柄本明