「九尾」
四尾こと、仙猿の王・孫(そん)に飲み込まれてしまったナルトは精神世界で孫と対面し、鎖の封印を解く約束をする。しかし「人柱力を信じない」という孫の言葉を聞いていた九尾は、かつて自分も無理やりナルトの中に封印されたことを思い出し、憎悪の念を抱いていた過去を振り返る。それは同時に九尾がナルトと過ごした記憶。ナルトが産まれてから現在にいたるまでのことをずっとナルトの中で見続けてきた九尾は、果たして何を思うのか?
「九喇嘛」
孫(そん)に信用してもらうために、鎖の封印を解こうとするナルト。孫の首元にある杭を引き抜けば封印は解けるが、孫は操られているため容赦なくナルトを攻撃する。孫を助けるため、信用してもらうために力を振り絞りナルトは封印を解こうとするが、仮面の男に邪魔されて身動きがとれなくなってしまう。もうだめかと思ったその時、尾獣のために何かしたいなら、そして、尾獣に信用してもらいたいのであれば「行動で示し証明しろ」と九尾が心の中で叫ぶ。