時はのちに幕末と呼ばれる時代。京には最高愛獲(トップアイドル)・新選組が歌う「天歌(ヘブンズソング)」が溢れ、人々は徳川幕府による天歌泰平(ソングオブピースフル)の世を謳歌していた。そんななか、音楽で一旗あげようと一人の男が上京してきた。彼の名は坂本龍馬。ギターをかき鳴らしシャウトする彼の音楽は、人々にまったく見向きもされない。龍馬は、自分の音楽を認めてもらおうと、幕府主催の大舞台(オーディション)に参加するため奔走する。そんな龍馬の前に高杉晋作、桂小五郎という謎の二人組、さらに御禁制のギターを取り上げようとする新選組までもが現れて……! 龍馬、絶体絶命の大ピンチ!!