「幼くて弱いはずの姫の紅い髪が……。己を焼き尽くす炎に見えた……」
イル王殺害の汚名を着せられたハクは、ヨナと風の部族を守るため、部族長の地位を譲ってひとり放浪の旅に出ることを決意するにする。だがヨナは、何があってもハクと一緒に行くと言って譲らず、ふたりはそろって風牙の都を出る。ムンドクの助言により、ヨナとハクは、風の地のどこかにいるという神官を探すことにするが、ふたりを火の部族長の次男、カン・テジュン率いる兵たちが追いかけ、追い詰める。自分自身の出世のため、ハクを葬り去り、ヨナを緋龍城へと連れ帰ろうとするテジュン。そんなテジュンにヨナが放った言葉は!?