「十王の晩餐」
人が死に、初七日から三回忌までの間に受ける裁判。そこで重要なのが遺族の手厚い供養と供物の量。それらをかんがみ、舌抜きの拷問だけで天国行きとなる亡者達が長い列を作る簡易地獄前では、遺族への感謝をとうとうと諭す鬼灯の声が響いていた。祭壇の供物の山を見上げていた唐瓜は、鬼灯に言われてこれらの判決を下した十王たちの晩餐の手伝いをする事にそこで鬼灯が歌に合わせて十王を紹介
「ダイエットは地獄みたいなもの」
供物のお菓子をおやつに、デザートにケーキ、風呂上がりにアイスと暴食が続いた閻魔大王。先日の十王の晩餐がとどめをさしたか、お腹がつかえて床に落とした筆も拾えないほどに太ってしまう。さすがにマズイと思った閻魔大王の、仕事終わりにジムでも行こうかとの呟きを鬼灯が聞き逃すはずもなく…。亡者の齧り過ぎで太ったシロや柿助、ルリオを巻き込み、鬼灯’sブートキャンプが幕を開けた!