王の下へ急ぐシャウアプフとモントゥトゥユピー。その頃、宮殿2階の部屋では、座って待つゴンの前で、ネフェルピトーがドクターブライスでコムギの治療を続けていた。また、後方でそれを見るプフの背後には、メレオロンの制止を振り切ってプフとの直接対決に臨もうとしているナックルの姿があった。しかしプフは、ここにいるのは分身であり、本体は王の元に向かっているとナックルに告げる。プフは何故その事実を先にナックルに伝えたのか。…緊迫した心理戦が行われる。しかしそのようななかでも、ゴンの視線はピトーにだけ向けられていた。 一方、兵器実験場の岩山では王・メルエムは王自身の名を知るというネテロに驚く。そしてネテロは「負けを認めさすことができれば」それを教えるというが…。