コムギをメルエムが思い出すことに不安を抱くプフ。そう思いながらも彼はおびただしい数の人民たちに鱗粉をまいていた。王へ自身を献上した事による明らかなパワーダウンを感じながら……。ピトーがまだ戻って来ていない事に気がつくプフ。プフはゴンとピトーの戦いの結末を知らない。一方、地下ではイカルゴとパームがトラックの荷台の中にいたブロヴーダ、ウェルフィンと行動を共にしていた。イカルゴたちはウェルフィンにコムギの存在を王に知らせる為のメッセンジャー役を頼む。ウェルフィンはその行動を懐疑的に思いながらもその役を引き受けることに…。