計画通りに誘い出された火口は松田を始末する為、海砂の事務所へと侵入し、引き出しから松田の履歴書に記された名前をデスノートに書き込み、履歴書を元に位置に戻した後、直ぐさま事務所を後にする。Lと月は、わざわざ履歴書を元の位置に戻したこと、松田の名前をメモした途端に冷静さを取り戻した火口の行動に疑問を感じる。車内に戻った火口は、40秒が経過しても松田が死なないことに腹を立てるが、会社に戻れば松田が社内に忍びこんだ際のテープが残っていることを思い出し、死神レムと”死神の目”の取引を交わす。車内の様子をモニターで見ていた月とLは……。手を失った火口は肩を落とし、逃走劇は終わりを告げる―。