魅上が、倉庫内にいる人物の名前をデスノートに記入してから一分が経過―。誰も死なないことを確認したニアは、レスター、ジェバンニらに命じて魅上の逮捕を指示。魅上からデスノートを押収したニアは、そのなかで唯一名前が書かれていなかった人物、「夜神月」をキラであると断定する。「魅上にはずっと偽のノートを使わせ、ニアたちにはそれが本物であるよう見せる。それに気付かないニアたちが、偽のノートの方に自分たちの名前が書かれても死なないよう細工し、そこを証拠とするのがニアの策。その策をわざと取らせるが、細工したノートは偽物で、ここではじめて本物のノートを魅上に持ってこさせ、ノートの存在を知る者を全て消す。」ここまで読んで手を進めていた月は、魅上のノートに名前を書いても誰も死なない状況に、我を忘れて取り乱す。