アイスガルドにある巨大な氷の裂け目、グラン・クレバス。そこは、ガイメタル反応の異常に気づいた当時のアイスガルド支部の支部長、トーマスをはじめ、多数の隊員たちが犠牲になる事件が起きた場所だ。レッカたち、G波測定装置設置班は、この事件の区切りの日、現地に近づけない犠牲者の家族に代わり花を手向けに向かうことになる。そんななか、トーマスの息子、トウヤが行方不明になっているとの連絡が! どうしても自分自身の手で父親に花を手向けたかったトウヤは、密かに一行に紛れ込み、ひとりでグラン・クレバスの深層部に向かっていたのだ。急いでトウヤのもとに向かうレッカたちだが、ガイストが出現した衝撃でクレバスが崩れ始める。「レジェンドガイストの中でもヤマトガイストに分類されている、ムーンライト・ツクヨミよ」現れたのは測定不能なほど強大な力を持つといわれる伝説的ガイストだった