同じ民主党である下院議長バーチは、フランクの教育改革法案に反対する。フランクはバーチの部下である院内総務ラスムッセンを懐柔しようとするが、ラスムッセンはバーチを失脚させて新しい議長になろうというフランクの申し出を拒否する。スクープを連発する気鋭の記者としてメディアへの露出が増えたゾーイに、上司ルーカスは反感をおぼえながらも社の方針で、彼女をホワイトハウス担当記者に抜擢する。「サンコープ産業」のロビイスト・ダントンは、「CWI」に以前の倍の寄付をするとクレアに申し出るが、クレアはすぐに返事をしない。
新大統領誕生に沸くワシントン。その立役者フランシス(スペイシー)は、大統領選に尽力した見返りとして国務長官の地位を約束されていたが、新政権発足と共に白紙に戻されてしまう。突然の裏切りに怒り心頭のフランシスは、妻クレア(ライト)の後押しもあり、大統領を失墜させるべく謀略を企てる。信頼を置く腹心のダグ(ケリー)、野心的な女性記者ゾーイ(マーラ)、さらにはスキャンダルまみれの若手議員ピーター(ストール)らを巻き込んで、フランシスは新たな野望への階段を上り始める。
2013年/アメリカ/48分/日本語字幕版
監督:ケヴィン・スペイシー、 デヴィッド・フィンチャー、 エリック・ロス、 デイナ・ブルネッティ
キャスト:ケヴィン・スペイシー、 ロビン・ライト、 ケイト・マーラ、 マイケル・ケリー