アパートの四畳半の一室で目を覚ましたミス・モノクロームは、ふと「電池のプラスとマイナスを逆に入れたらどうなるのだろう」と思い立ち、実行に移してみると……なんと、ミスター・モノクロームになってしまった!とても恥ずかしがり屋のミスター・モノクロームは、「もっと後ろに下がりたい、引きこもっていたい」と、ミス・モノクロームとは真逆の性格。これではアイドル活動に支障が出ると思いきや、初々しくてかわいいなどと、守ってあげたい系アイドルとして女性人気が爆発する。恥ずかしくてますます後ろに下がっていくミスター・モノクロームは、ついに誰の声も届かないところまで下がってしまい、ひょっこりミス・モノクロームに戻って帰ってくるのだった。「もう、電池を逆に入れたりしない」