五輪に選ばれた柔や富士子は開催地へ向かう。練習中に現れた邦子に松田との結婚を宣言されたり、風祭に求婚されたりして、試合前の柔の心は揺れる。61キロ級の富士子は世界チャンピオンのクリスティンには敗れるが、何とか銅メダルを獲得する。虎滋郎がコーチを務めるフランスのマルソーが、ロシアの強豪であるフルシチョワを下し、48キロ級の決勝で柔と当たることに。また無差別級では永遠のライバルであるジョディが控えている。マルソーを前にしながらも、松田がいないのがどうしても気になる柔だが、彼は邦子に邪魔をされ、車が浸水中で混乱状態になっていた。