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ストレンジャーズ6 #3

ストレンジャーズ6 #3

  • 48時間
  • 0:55:00
  • 330円(税込)

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【第3話 海湾自治区】
 皆藤は、美月が誘拐されたことを海湾側に知らせなかった。問題解決の糸口になるのなら、海湾側は美月の犠牲など厭わないだろう。報告義務を怠り、単独で情報収集を図る。そんな皆藤に、誘拐犯から直接電話が来る。犯人の要求は、「美月の命と引き替えに、峰武を殺せ」――電話の主は、すでに恵理をすっかり懐柔し、絶大な信頼を得ている、松川。
 ビッグオニオンの設置が完了し、峰武が改めて取ったデータにより、新たな事実が発覚する。アジアを襲う大地震は一ヶ月以内に起こる可能性が高い。早急に峰武の地震制御装置の設置を進めなければならない。しかも、地震の事実を公にできない中で、迅速な作業が必要となる。そこで用意されたのが、海湾特別区域――『海湾自治区』の設立だった。この場所を中国、韓国、日本の経済協力のもと、アジア発展のモデル区域として独立させる――。
 誘拐された美月は、機転をきかせて見張りを撒き、監禁場所から逃げ出した。犯人たちは美月を探しまわるが、何とか追手を逃れ、民家に保護される。一報を受け、安心する皆藤。
 その夜、暗殺者が再び峰武を襲った――男は皆藤に取り押さえられるが、その場に駆けつけたファンたちから、皆藤が暗殺の協力者なのではないかと疑いをかけられる。美月の誘拐事件で単独行動を取っていたのがバレていたのだ。皆藤は、峰武の命と引き換えに娘が狙われていたことを白状する。娘は助かった。こうするしか方法がなかったのだ、と――その時、皆藤の携帯に松川から着信が。美月は再び松川に捕まったのだ。「その場で峰武を殺せ」と要求する松川。「助けて! 」と美月の声が聞こえる。――皆藤は銃を手にする。パクデヒョンとアンチヘは皆藤に照準を合わせる。「許してくれ」皆藤の言葉は誰に向けられたものなのか――松川の携帯に銃声が聞こえる。
 数十人の護衛の中に暗殺者がいるのか――細心の注意を張り巡らせる皆藤たち――賢治とアンチヘのディスプレイのめまぐるしい数字の羅列――そしてとうとう暗殺者を見つける!
それは、峰武の助手の一人になりすましていた中国人の女、イーリー――イーリーが設置していたビデオカメラは、ガス兵器だった! イーリーはガス兵器を作動させ即座に逃亡を図る! 今度こそ生け捕りにしなければ! パクデヒョンの銃がイーリーのかかとに命中! 暗殺者は捉えたが、背後には、大地震を防ぐ計画を、人殺ししてでも阻止したい人間がいる――その事実をつきつけられるパクデヒョン、皆藤、ファンたち。

201X年、日本・中国・韓国は、中国の海湾(ハイワン)地区に、三国の企業が自由に企業活動ができる経済共同区域を設け、自由に経済活動を行っていた。だが、三国の主要情報局により、海港を中心とした一帯に大規模な自然災害が起こるという予測がなされてから、効果的な対策を打てないままかなりの期間が経過しており、既に3か月以内の発生確率が80%を超えていた。 海湾が壊滅することは、3カ国の経済に甚大なダメージを与え、東アジアそのものの経済の崩壊を招く。
そんな中、地質学の権威・峰武博士の研究の結果、この大規模災害を防ぐことが可能であると判明。ただしそのためには、最先端の科学技術と莫大な資金が必要である。
アジア経済の中心である日本・中国・韓国の各国政府は、これがアジアを救う唯一の方法であると確信し、協力体制を構築の上、プロジェクトを速やかに進めることを決定する。
しかし、何者かが関係者の暗殺を計画し、プロジェクトを妨害を企む。
一体誰が、なぜこのプロジェクトを妨害しようとしているのか。
姿も目的もわからない敵に立ち向かうため、3カ国の公安組織は、それぞれが持つプロフェッショナルを派遣し、“Strangers6”という極秘チームを結成する。
そのメンバーは、日本公安警察に所属する皆籐悟と立花賢治。韓国国家情報院のパク・デヒョンとアン・ジヘ、中国公安局のファン・ハイリェン、ウォンチン、そして各国のプロフェッショナルで構成された秘密要員。主な任務は、プロジェクト関係者の生命を守り。敵対する首謀者と組織を明らかにし、その計画を阻止すること。
国籍も価値観も異なる6人の男女が私情を越え、国や言語の壁を越えて、力を合わせ、時には反目し合いながらも友情を育て、アジアを守るための任務へと身を投じていく。

キャスト:唐沢寿明、オ・ジホ、ボウイ・ラム、黄川田将也、キム・ヒョジン、リウ・シュエン
監督・原作・脚本:飯田譲治
プロデューサー:北浦宏之、徳田雄久
音楽:原田智英
制作国:日本、韓国

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