【あらすじ】
19世紀初頭、フランスの港町マルセイユ。若き航海士エドモン・ダンテス(凰稀かなめ)が恋人のメルセデス(実咲凜音)と結婚式を挙げていた。船長への昇進も決まり、幸せの絶頂にあったダンテス。しかし突然、身に覚えのない容疑で逮捕され、孤島の監獄に投獄されてしまう…。ダンテスを陥れたのは、メルセデスに想いを寄せていた恋仇のフェルナン(朝夏まなと)と、ダンテスの出世を妬む同僚のダングラール(悠未ひろ)、そしてダンテスを取り調べた検事補のヴィルフォール(蓮水ゆうや)だった…。
「岩窟王」のタイトルでも知られる、アレクサンドル=デュマ・ペールの小説をミュージカル化。身に覚えのない罪を着せられた男の復讐と、自分を罠にはめた男の妻となったかつての婚約者との葛藤をロマンの香り豊かに描く。
’13年/宙組/東京宝塚劇場/キャスト:凰稀かなめ、実咲凜音 ほか