92年、ウィーンで上演されたミュージカル「エリザベート」を宝塚独自の装置や衣装、振付により、宝塚版として’96年に雪組で初演。その後、上演を重ねる宝塚歌劇を代表するミュージカル。ハプスブルグ家最後の皇妃エリザベートの生涯を、彼女と”死”であるトート、そして皇帝フランツの愛憎劇として描き、宝塚版ではトートを中心に物語が展開する。今回は、雪組トップコンビ(当時)・水夏希、白羽ゆりを中心とする新生雪組東京宝塚劇場公演の千秋楽版をお届けします。
’07年/雪組/東京宝塚劇場/キャスト:水夏希、白羽ゆり、彩吹真央 ほか