「母の氷戦争」
喫茶店のアイスコーヒーの氷をぬいてもらったら、コーヒーが少ししか入ってこなかった事に文句をつける母と主婦仲間。今度は別の店で試してみるが、以外にも文句の着けようがなかった。しかし、こんなに良心的な店は商売が下手だから潰れるのではと、どうにかして文句をいう主婦達であった。
「母、アレを切るっ」
度々、「火事場の馬鹿力」ではなく「火事場の母力」を発揮する母。誰がやっても開かなかった、牛肉のしぐれ煮の瓶のフタをいとも簡単開けてしまう母。「火事だと思って想像すれば開く」と、母はもう一度硬く蓋をしめミカンにやらせるが出来ない。ミカンから瓶を取り上げ、母が開けようとするが、今度は自分が絞めた蓋なのにどうやっても開かないオチで・・・。