【第10話】
ある日、神社を参拝した大門未知子(米倉涼子)は、驚きの光景を目にする。「東帝大学病院」の外科部長・西園寺猛司(吉田鋼太郎)が、どう考えても自分の妻ではない妊婦に、安産のお守りを買ってあげていたのだ! また懲りずに不倫か!?…と訝しがる未知子だが、真相は分からずじまいで…。
まもなく「東帝大」に、中国の大財閥を率いる王超(矢野浩二)の妻・十希子(黒木メイサ)が出産のため入院する。なんと、彼女こそは西園寺と一緒に神社にいた妊婦だった!
「いたしません」、「私、失敗しないので」の名セリフでおなじみの、米倉演じる“異色・孤高・反骨の天才フリーランス外科医”大門未知子。
金と欲にまみれた病院組織に鋭いメスを入れながら、患者の命を救うことを第一優先に邁進してきた彼女が、今回派遣されるのは宿敵・蛭間重勝(西田敏行)率いる「東帝大学病院」――
さまざまな隠ぺい行為や医療ミス、派閥闘争などで評判がガタ落ちになった国内最高峰の大学病院だ。
病院の“ブランド力”を再確立し、強大な権力を我が物にしようとする蛭間を中心に、「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”…。
そんな中、未知子は「目の前の命を救う。それを自分の命ある限り、続けるだけ」という確固たる信念に従い、突き進んでいく。
ところがその行く手には、未知子にとって“史上もっとも危険で、最強の敵”となる副院長・久保東子(泉ピン子)ら、新たな強敵たちが待ち受けていて…!?
キャスト:米倉涼子、岸部一徳、泉ピン子、生瀬勝久、内田有紀、勝村政信、滝藤賢一、草刈民代、田中道子、吉田鋼太郎、西田敏行
脚本:中園ミホ、林誠人、寺田敏雄
音楽:沢田完
企画協力:古賀誠一(オスカープロモーション)
ゼネラルプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、都築歩(テレビ朝日)、霜田一寿(ザ・ワークス)、池田禎子(ザ・ワークス)、大垣一穂(ザ・ワークス)
演出:田村直己(テレビ朝日)、松田秀知(共同テレビ)
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:テレビ朝日