【STORY 1】
西高に通うひろみ(上戸彩)は、入学早々、テニス部のスタープレーヤー“お蝶夫人”こと竜崎麗香(松本莉緒)の華麗なプレーに目を奪われ、テニス部に入部する。とは言うものの、高校デビュー組の練習は素振りばかり。ひろみも、親友の牧(森田彩華)とのんきなクラブ生活を送っていた。
ある日、麗香からラケットのガットを張り変えたほうがいいとアドバイスを受けたひろみは、スポーツ店へと向かう。その帰りのバスの中で、スポーツ店の近くでぶつかりそうになった男から痴漢行為を受けたひろみは、男に「いいかげんにしてください」と言い放つ。だが、ひろみが男の手と思ったのは自分が持っていたラケットだった……。
『週刊マーガレット』で連載されたこの作品は、山本鈴美香原作の人気漫画です。さらに、原作の連載開始から10ヶ月遅れて放送されたTVアニメは、何度も再放送され、リメイク版や劇場版も製作されたほか、DVDとして発売され、大ヒットを記録。さまざまな意味で社会現象を巻き起こした、まさに“スポ根アニメ”の伝説的作品となっています。そんな伝説の『エースをねらえ!』が、実写ドラマとなり、甦ります。
主人公の岡ひろみは、ちょっとドジな普通の女子高生。そんなひろみが、同じ高校のスタープレーヤー“お蝶夫人”こと竜崎麗香に憧れ、テニス部に入部したことから、彼女の人生は大きく変わり始めます。新任コーチとしてやってきた宗方コーチに才能を見出されたひろみは、厳しい特訓と先輩たちのいじめに耐え、日々悩み、苦しみながらも、テニス選手として、そして人間的にも大きく成長していきます。また、ひろみを取り巻く周囲の人間も、そんな彼女に影響を受けながら、自分なりの悩みを乗り越え、成長していく ―― 誰もが経験し、あるいはこれから経験するであろう青春時代。このドラマは、まさにそんな時代を生きている若者たちの青春群像劇なのです。
キャスト:上戸彩、吉沢悠、松本莉緒、酒井彩名、石垣佑磨、柏原収史、金子さやか、森田彩華、高橋克実、高橋ひとみ、内野聖陽
脚本:瀧川晃代、高山直也、金杉弘子
原作:山本鈴美香『エースをねらえ!』(中公文庫/ホーム社文庫)
演出:松田秀知(共同テレビ)、六車俊治(テレビ朝日)、小林義則(共同テレビ)
テニス監修:松岡修造
チーフプロデューサー:松本基弘(テレビ朝日)、関口静夫(共同テレビ)
プロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)、森安彩(共同テレビ)
製作:テレビ朝日、共同テレビ