【第七話 幻聴】
デビューしたばかりのアイドル、宇佐美アヤ(北原里英)は、深夜ラジオの生放送に出演することに。緊張しながらも、ベテランDJの八木沼聡(岡村洋一)にリードされ、何とか番組をスタートさせる。
しかし番組序盤から、不可解な出来事が。番組のオープニングから、アヤの耳にはヘッドホン越しに何かの衝撃音が聞こえてきた。しかし、八木沼にもスタッフにも聞こえていないようだ。不審に思いながらも番組を続けるアヤ。
しかし、次のコーナーでも不審な出来事が。リスナーとの生電話のコーナーでは16歳の匿名希望の少女に電話が繋がる。相手はブツブツと何か呟いているが、音声が途切れ、何を言っているかは全く聞き取れない。番組スタッフが対応に慌てる中、アヤの耳には聞き覚えのある声で、ある言葉がはっきりと聞こえていた。
混乱したアヤはマネージャーに帰りたいと訴えるも、「仕事に穴をあけたら、『次』はない」と一蹴されてしまう。
仕方なく現場に戻ったアヤ。すると、「アヤに会いたい」という人物が受付に来ていると電話が入る。マネージャーが代わりに受付に向かうと…。
AKBグループから選抜された11人のヒロインによる、日常と地続きの世界にある「私の身にも起こるかもしれない」理不尽な恐怖体験を描いた、映画『劇場霊』から生まれたスピンオフホラー!
キャスト:北原里英、岡村洋一、仁村紗和、小市慢太郎
監督:佐々木浩久
脚本:加藤淳也、三宅隆太
企画:秋元康