【第7話 脱俺】
ホストクラブで働く車田寅雄(マキタスポーツ)は、ナンバーワンホストのコンドル(中村龍介)の客・ユキ(橘美緒)を慰めたことをきっかけに、彼女に気に入られる。ユキからナンバーワンホストに育てることを約束され、有頂天になる寅雄。調子に乗った彼は、マッチョでワイルドな男になるために、歌舞伎町の日焼けサロンを訪れる。ところが日焼けマシンで肌を焼いている途中、突然、店内の照明が全て消えてしまった。寅雄がいることに気づかないまま、店員が店を閉めてしまったのだ。マシンから出ようとするが、ドアが故障しているのか開けることができない。誰もいない店内で、寅雄はジリジリと肌を焼き続ける日焼けマシンに閉じ込められてしまった…。
BSスカパー!オリジナルドラマ第2作目は、大迫力パニックドラマ!! パニックもの特有の緊迫したシーンや迫力あるシーンを織り交ぜながら、笑いあり、涙あり、人情ありの全く新しいパニック連続ドラマ! 地上波ドラマではなかなか見ることができない、大スケールのCGが物語に彩りを添える!
主人公は冴えない中年の車田寅雄43歳独身。寅雄は毎回職を転々とし、その職場、あるいは職へ向かう道中でパニック的局面(止まらないバス、未確認生物、テロリストなど)に遭遇する。そこで毎回多種多様なマドンナ(女子大生からOL、未亡人など)と出会うが…。モテたい一心で極限状態のなかでもマドンナを救おうと奮闘する。果たして寅雄にバラ色の未来は訪れるのか!?
豪華監督陣には2012年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて史上初の4冠を受賞した『くそガキの告白』の鈴木太一監督、『KGカラテガール』などアクション作品に定評のある木村好克監督、『蟹工船』や『うさぎドロップ』の他、海外からの評価も高いSABU監督、人気劇団「ヨーロッパ企画」にて俳優として活躍する傍ら、インディペンデント映画で監督を務め、賞を獲得するなど監督としての才能も発揮している永野宗典監督、計4名の監督を迎え、それぞれの持ち味を生かした“PANIC”を描く!!
キャスト:マキタスポーツ、藤井美菜、武田梨奈、逢沢りな、河井青葉、藤澤恵麻、入山法子、橘美緒、瀬戸さおり、霧島れいか
監督・脚本:鈴木太一「高速バス大爆破」「大銭湯」「地獄のブース」「東京大パニック」、SABU「霧の中の二人」「ラ・ムー」、永野宗典「時をかける寅雄」「脱俺」
監督:木村好克「ヤツらはいる!」「沈黙のコック」
脚本:ますもとたくや「ヤツらはいる!」「沈黙のコック」
音楽:原田智英『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』ほか
主題歌:Fly or Die「あいしてみやがれ」