九番占への昇格試験の日がやってきました。千矢たち棗屋の4人はチームを組み、地下迷路〈呪われた大蛇の胃袋〉に挑みます。迷路に隠された3本の鍵矢を手にしたチームだけが、九番占に昇格できるのですが、入り組んだ道や罠が行く手を阻み、さらには茶屋の主人が扮した鬼に捕まれば失格。なかなかに厳しい試験なのでした。
小梅は振り子、ノノは人形のマツコ、紺は狐狗狸と得意の占いを持っていますが、千矢だけはまだ習得できていません。でも、今回の試験は4人でひとつのチーム。みんなで力を合わせて、鍵矢を探すのです。夢と希望がぶつかり合う試験が、いよいよ始まります。