悟浄を追う三蔵たちは、途中張りめぐらされた結界に行く手を阻まれる。物理攻撃が一切効かない結界を、体中に呪文を書いた悟空が強引に突破。その後も険しい山道を登らされた上、果てしなく長い階段を上らされる三蔵たち。そこへやってくるニセ悟浄。偽物とは気付かぬまま鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように徹底的に殴り倒す三蔵たちは結果的に罠を回避。少しスッキリした面持ちで再び本物の悟浄を追う。一方、先を行く悟浄は霧に囲まれた階段で母親の幻影に束縛される。「アンタは今もひとりじゃない」そういう母親の幻影を振り払い、悟浄はカミサマの居城へと向かうのだった。