逆ナンされた悟浄。しかし、その禁忌の子・紅玉は、妖怪・爆羅の女で、悟浄を殺すよう命令されていた。紅玉は悟浄を町はずれへと誘い出し仲間の妖怪に襲わせるが、悟浄はあっけなく彼らを倒してしまう。怯えた紅玉は爆羅の元へ逃げ帰るが、爆羅はそれを許さず、再び悟浄の元へ行かされる。酔わせた所で襲え。そう言われた紅玉は、悟浄を飲みに誘う。だが、恐怖のあまり緊張し、次々と酒をあおった紅玉は、逆にぐでんぐでんに酔ってしまうのだった。目が覚めると、そこは宿屋で悟浄が泊まっている部屋だった。ソファで寝息をたてる悟浄。紅玉は、懐のナイフを静かに出して…。