【前編】
永正大学医学部法医学教室の教授・浅川透(石丸幹二)のもとで働く助手・比嘉ミカ(波瑠)は、どんなに検案・解剖の経験を積んでも独り立ちさせてもらえない現状に、鬱屈とした感情を抱えていた。そんな折、都内にある西原署の管轄内で、女子中学生が絞殺体となって見つかる。しかも、遺体は誰もが閉口するほど無残な状態だった!突然、同級生を襲った非業の死…。知らせを受けた同級生・小椋明音(清原果耶)らはそれぞれ、悲しみや恐怖の表情をにじませる。
頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事・石川安吾(小栗旬)が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いた『BORDER』(原案・脚本/金城一紀)。同シリーズ初のスピンオフドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』が誕生します!
スピンオフの主人公は、波瑠が演じる法医学教室助手・比嘉ミカ。BORDER前シリーズでは、男らしい言動と、クールな佇まい、類まれなる検死能力で大人気を博したキャラクターです。前作では警視庁の特別検視官として、石川の単独捜査に協力してきた比嘉ですが、スピンオフではその原点となる“特別検視官に就任する半年前の物語”を展開! 『BORDER』シリーズに共通する衝撃的かつ、ヒリヒリとした世界観はそのままに、比嘉の中に息づく“正義”を前・後篇に分けて、じっくりと描写します。
キャスト:波瑠、工藤阿須加、清原果耶、石丸幹二
脚本:金城一紀
原案:金城一紀 (『GO』、『SP 警視庁警備部警護課第四係』、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』ほか)
監督:常廣丈太(テレビ朝日)
音楽:川井憲次プロデューサー,山田兼司(テレビ朝日) 太田雅晴(5年D組)
制作協力:5年D組制作
著作:テレビ朝日