マスターズはヘレンの死に責任を感じるスカリーを慰める。バージニアはアートと話し合い、人間関係のもつれを解消するためにアートはナンシーと、バージニアはマスターズとチームを組むことを提案する。マスターズがその提案を受け入れるか疑問に思いながらも、アートはクレイバモア夫妻を担当させてくれるなら、と条件つきで話に乗る。
60年代後半から70年代初期にかけて、世の中は革命の真っただ中にあった。ブラジャーが燃やされ、開放的な性がもてはやされるなか、ウィリアム・マスターズとバージニア・ジョンソンは性革命の火付け役として恩恵を受けるとともに、重圧も感じていた。仲たがいをした2人は、ウソに苦しみつつ、公私にわたって少しずつ自分の立場を変化させていく。時間をかけて、苦心しながら、そして自ら意外に思いながら、2人はまたお互いのもとにたどり着く。
2016年/アメリカ/全10話/日本語字幕版