【#3】
旬平(萩原聖人)が多衣(水野美紀)のマンションに通っていることを知り、自分の中にあった旬平への未練を自覚させられた通子(木村佳乃)。
そんな中、通子宛に大角六扇(横内正)から電話が。六扇は、『花ずみ』の仲居・堀口八重(荻野目慶子)と旬平の前の『花ずみ』板長・前田秀治(柴俊夫)がデキているから用心した方がいいと語る。これほど『花ずみ』のために尽くしてくれている八重が? にわかには信じられない通子。だが半月後、六扇の予言を裏付けするように盛況だった『花ずみ』の客足に陰りが…。八重はライバル店のスパイなのかという疑惑が持ち上がる。
40代の男女が繰り広げる濃厚な激しく濃厚なラブ・サスペンス。
料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)と結婚し、20年間、家庭を守ってきた専業主婦の上島通子(木村佳乃)。そんな彼女の前に突然“旬平の愛人”と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れ、こう告げます。
「ご主人をいただきにまいりました」
多衣から夫の署名入りの離婚届を突きつけられた通子は、料亭が倒産寸前であることなど、思いもよらなかった事実を次々に突きつけられることに。どん底の思いを味わう通子は、それでも持ち前の勝ち気で前向きな性格から、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらうことを提案。自らが女将となって料亭を立て直すことを決意します…!
キャスト:木村佳乃、水野美紀、青柳翔、山本直寛、井本彩花、荻野目慶子、田中哲司、萩原聖人
脚本:龍居由佳里、福田卓郎
原作:連城三紀彦「隠れ菊」(集英社文庫刊)
音楽:沢田 完
ゼネラルプロデューサー:黒田徹也(テレビ朝日)
プロデューサー:川島誠史(テレビ朝日) 清水真由美(MMJ)
演出:植田 尚 Yuki Saito
制作:テレビ朝日 /MMJ