オー・マイ・クムビ 第1話 パパと暮らしたい

あらすじ

詐欺師のフィチョル（オ・ジホ）は、美術品の詐欺がバレて逮捕されてしまうが、仲間のキルホ（ソ・ヒョンチョル）からフィチョルの娘と名乗るクムビ（ホ・ジョンウン）が訪ねてきたと面会で告げられる。自分の子供だとは信じないフィチョルだが、クムビが娘と主張するおかげで出所できることになる。フィチョルは身寄りのないクムビを食事に連れて行くが、フィチョルがお金を持っていないことを知ったクムビは、他のテーブルにいたカンヒ（パク・ジニ）をタロットで占うのだった。

ストーリー

何をやっても中途半端な詐欺師フィチョルのもとに、ある日、自分の娘だという10歳の女の子が現れる。名前はクムビ。突然の出来事に戸惑ったフィチョルだったが、刑務所暮らしを避けるためクムビを預かることに。フィチョルと暮らすことになったクムビは事あるごとにフィチョルにケチをつけ、毎日が事故と戦いの繰り返しだ。フィチョルはそんなクムビを孤児院に入れようと画策するが、クムビを通じて知り合ったカンヒに思いを寄せるようになり、クムビを送り返せない状況に。そして、クムビと暮らすようになってからフィチョルの人生が変わり始める。また詐欺をしようとするがなぜか手が出ず、代わりに工事現場で働き、代理運転で生活を立て直そうとするのだった。なかなか思うようにはいかないが、なぜか歪んだ人生が立て直されていくような気がする。笑うことも増えた。このまま父親として生きていけると思っていたその時、クムビがニーマン・ピック病という病気で、この先記憶を失い体も動けなくなってしまうかもしれないことを知る。彼は父親の真似はやめて本当の父親になることを心に決めるのだが…。

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