孤高の花〜General＆I〜 第51話 涙の向こうに

あらすじ

白蘭の兵と戦う楚北捷（そほくしょう）の姿を目撃したはくへいてい（はくへいてい）は驚きを隠せない。彼女は楚北捷が彼をかばって傷を負った燕十三娘（えんじゅうさんじょう）を抱えて去っていく姿を涙で見送る。その後、何侠（かきょう）と対決した則尹（そくいん）が戦死したと聞いた陽鳳が（ようほう）床に臥せ、はくへいていは遠くに住む名医を訪ねる。実は彼は酔菊（すいぎく）の師匠・霍太医（かくたいい）。彼女は気難しい彼になんとか往診を頼んで…。

ストーリー

晋との戦いのさなか、燕では敬安王府が襲撃され一夜にして滅亡する。聡明であり稀代の女軍師でもあった侍女のはくへいていは、敬安王府の王子である何侠と共に逃げるが、途中で別れ別れになる。矢にやられ倒れていたはくへいていは、晋の将軍・楚北捷に助けられる。一目見て、はくへいていが20年前に一度だけ出会い、忘れられなかった想い人だったことに気付く楚北捷。次第に二人は愛し合うように。敵国同士の禁断の恋。二人の行く手には数々の苦難が待ち受けていた…。

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