孤高の花〜General＆I〜 第55話 天下制覇の野望

あらすじ

逃避行を続ける司馬弘（しばこう）は助けに現れた楚漠然（そばくぜん）から、楚北捷（そほくしょう）が出陣したと知らされて安堵する。一方、白蘭に凱旋した何侠（かきょう）は英雄として迎えられるが、耀天（ようてん）皇女からは王にはならないと誓ってほしいと懇願される。だが、それを拒絶した何侠は摂政（せっしょう）王を名乗り、反対派を粛清して白蘭の実権を握る。さらに、彼は司馬弘の殺害を企てて…。

ストーリー

晋との戦いのさなか、燕では敬安王府が襲撃され一夜にして滅亡する。聡明であり稀代の女軍師でもあった侍女のはくへいていは、敬安王府の王子である何侠と共に逃げるが、途中で別れ別れになる。矢にやられ倒れていたはくへいていは、晋の将軍・楚北捷に助けられる。一目見て、はくへいていが20年前に一度だけ出会い、忘れられなかった想い人だったことに気付く楚北捷。次第に二人は愛し合うように。敵国同士の禁断の恋。二人の行く手には数々の苦難が待ち受けていた…。

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