孤高の花〜General＆I〜 第56話 夫婦の杯

あらすじ

はくへいてい（はくへいてい）に皇位を継げるのは楚北捷（そほくしょう）しかいない、彼と一緒に晋を救ってほしいと告げた司馬弘（しばこう）。彼は楚北捷が新しい皇帝となる詔を受け取ったのを確かめると静かに息を引き取る。その頃、白蘭では耀天（ようてん）皇女が何侠を自分の誕生日の宴に招いていた。そこで、自分が差し出した酒を飲まない何侠（かきょう）を見た彼女は自らその杯を口にすると…。

ストーリー

晋との戦いのさなか、燕では敬安王府が襲撃され一夜にして滅亡する。聡明であり稀代の女軍師でもあった侍女のはくへいていは、敬安王府の王子である何侠と共に逃げるが、途中で別れ別れになる。矢にやられ倒れていたはくへいていは、晋の将軍・楚北捷に助けられる。一目見て、はくへいていが20年前に一度だけ出会い、忘れられなかった想い人だったことに気付く楚北捷。次第に二人は愛し合うように。敵国同士の禁断の恋。二人の行く手には数々の苦難が待ち受けていた…。

» ご希望の作品が見つからない場合