蘭陵王妃〜王と皇帝に愛された女〜 第31話 決別の時

あらすじ

捕虜となった高長恭（こう・ちょうきょう）を救うため、元清鎖（げん・せいさ）は宇文?（うぶん・よう）に自分の命と引き換えに助けを求める。宇文?は宇文毓（うぶん・いく）に斉との同盟関係悪化の危惧を訴え、高長恭の解放を説得する。綿密な策を立てた上で香無塵（こうむじん）の力も借り、高長恭を救い出す宇文?たち。高長恭は元清鎖への疑念を後悔するも、元清鎖は宇文?との約束を守るため、高長恭に別れを告げる。

ストーリー

時は南北朝時代、北方では斉と周が勢力を競う中、両国とも国内では権力をめぐる骨肉の争いが繰り広げられていた。ある時、「天下統一の秘密を封印したとされる“青鸞鏡”を手にした者が、天下を得る」との予言が世に広まる。身寄りのない美しい娘・元清鎖（げん・せいさ）は、密命を受けて周国の皇帝の弟である大司空・宇文?（うぶん・よう）に嫁ぐことになる。しかしそこで事故により記憶を無くしてしまうのだった。刺客と疑われた元清鎖は、身の危険を感じて宇文?の元から逃げ出し、その道中で戦乱の真っただ中にいた将軍・蘭陵王に命を救われる。そして蘭陵王に懐かしさを覚え、胸の高鳴りを感じるのだった。

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