当時、会津藩の男子は10歳になると藩校・日新館に入学する決まりがあった。
慶応元年(1864年)、後の白虎隊となる少年たちは
日新館に入学し、盟友たちとともに武士の心得を学び、勉学に励む。
ある日 “壬生狼(みぶろ)” と呼ばれる新撰組と運命的に出逢い、
彼らは幕末という時代を疾走することになる。
いつか白き虎となり、狼より遥か高い所まで──
狼に憧れた若き虎たちは、命を懸けて会津を守ろうと固く心に誓う。
各々の心情を抱きながら、友情を深めていく少年たちに待ち受ける運命とは──
2015年