アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボル。死が待つとは知らず、多くのユダヤ人が国籍や貧富の差関係なく列車で送り込まれ、ガス室で大量殺戮されていった。残った者には虐待と屈辱の日々が続く。そんな中、秘かに脱出を企てるグループがあった。しかし彼らには強力なリーダーがいない。そこに1943年9月、ソ連の軍人でサーシャことアレクサンドル・ペチェルスキーが収容者として移されてくると、彼と仲間は、緻密な計画のもと前代未聞の反乱を計画する。それは収容者“全員の脱出”だった。これまで歴史に隠されてきた“絶滅収容所で起こった最大の反乱”は、一体どのように成し遂げられたのか。
2018年/ロシア/ドイツ/リトアニア/ポーランド/118分/日本語字幕版 PG12
監督:コンスタンチン・ハベンスキー
キャスト:コンスタンチン・ハベンスキー、クリストファー・ランバート、フェリス・ヤンケリ、ダイニュス・カズラウスカス、マリア・コジェーブニコワ