【#7】
最近ツイてない三日月しずか(麻生久美子)は、うっかり霧山修一朗(オダギリジョー)のメガネまで壊してしまって大焦り。そんなとき、新人刑事・彩雲真空(吉岡里帆)らが大流行中だという「開運メガネ」をかけ、「効果絶大らしい」と勧めてきた。ビビッときた三日月は霧山に「買いに行こう」と誘いかけるが、霧山は微妙な反応…。ところが、この開運メガネを売り出した「桃瀬メガネ」のカリスマ社長・桃瀬多恵子(檀れい)が“ある時効事件”と関係がある人物だと聞くや俄然、興味を示しだす。
“時効管理課”の主な仕事は、時効になった事件の資料を検察へと送ることと、その捜査資料の管理なのですが、殺人など重大事件の時効が廃止され、以前よりもさらに窓際な部署になっていました…。そんな古巣に戻ってきた霧山は、時効を迎えた事件を私的に捜査するという“趣味”を再開。
霧山にとって、捜査はあくまで趣味なため、対象とする事件は大小さまざま。たとえ犯人を突き止めたとしても成敗などするわけではなく、自分の推理が正しいことを確かめたい…ただそれだけなのです。真相を暴かれ真っ青になった犯人をあまり心配させないために、霧山は毎回犯人に一枚のカードを手渡します。それが…“誰にも言いませんよカード”。
劇中にちりばめられたサスペンス、人間ドラマ、そして笑い…。哀しいけど笑ってしまう、コメディーミステリー『時効警察』が、ついに復活!シュールでポップ、そしてなんとなくゆるい…そんな心なごむミステリーが展開していきます。
キャスト:オダギリジョー、麻生久美子、吉岡里帆、磯村勇斗、豊原功補、ふせえり、江口のりこ、緋田康人、内藤理沙、田中真琴、光石研、岩松了
脚本・監督:三木聡(脚本・監督) 大九明子(脚本・監督) 今泉力哉(監督) 森ガキ侑大(監督) 塚本連平(監督) 福田雄一(脚本) 田中眞一(脚本) 小峯裕之(脚本)
音楽:坂口修 上野耕路 スパム春日井
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日) 山本喜彦(MMJ)
制作:テレビ朝日 MMJ