【#4】
36歳の長迫まさゆき(永野宗典)には、忘れられない「やれたかも」があった。9年前、長迫が派遣で働く会社には、原ゆり子(江夏詩織)、通称「ハラちゃん」と呼ばれるバイトの女子大生がいた。社内でヤリマンと噂される彼女が家に来ることになり、動揺する長迫。屈託なくふるまうハラちゃんに、思わずある告白をしてしまう長迫。この夜の彼は、果たして「やれた」のか、それとも、「やれたとは言えない」のか!? 委員会メンバー(佐藤二朗、白石麻衣、山田孝之)は、突き詰めていくのだった。
誰もが一度は経験しているであろう、「やれた」「やれなかった」に繋がる、一瞬の、そして紙一重の決断。
「やれた」から心に残るとは限らない。「やれなかった」からこそ消えない想いがある。
青春の甘い想い出と、ひと言では括れない人生のあらゆる可能性、岐路を鋭くも優しく検証する。
それが「やれたかも委員会」である!
キャスト:佐藤二朗、白石麻衣、山田孝之
脚本:山崎淳也、橋口俊貴、山口雅俊
監督:山口雅俊
原作:吉田貴司『やれたかも委員会』(cakes・双葉社)