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20世紀最高の小説家、フランツ・カフカはなぜか2019年の東京でアパート暮らしをしていた。小説では食えないからパン(生活)の為にパン屋でアルバイトをする日々。そんなカフカは元出版社勤務のホームレスのおじさんと仲良くなり、バイト先のパンをこっそりおじさんに提供。しかし、それが店長にバレて、注意される。店長に歯向かうことも、ホームレスのおじさんを拒否することも出来ないカフカは、自分が情けなくなり、絶望の谷に落ちてしまう…。
フランツ・カフカ。
ある朝目覚めると巨大な虫になっていた男を描いた『変身』で知られる20世紀を代表する小説家。
そんな彼が何かにつけては絶望せずにいられない「絶望中毒」という事実はあまり知られていない…。この物語は、なぜか2019年の東京で生活するカフカが日々起こる様々な出来事に、本気で傷つき、打ちのめされ、やがて絶望する。しかし、カフカが絶望すればするほど、それを見た人たちは彼の素直さ、まじめさに触発される。完膚なきまでに絶望に打ちのめされるカフカの壮絶かつ優美な姿は、あなたに生きる希望を与えることでしょう。
キャスト:鈴木拡樹、奈緒、前原滉、今野杏南、奥山かずさ、キンタカオ、大村波彦、宮田早苗、中山求一郎、坂口涼太郎、岩谷翔吾、咲良菜緒
監督:加藤拓也、坂下雄一郎
企画・脚本:アサダアツシ
原案:「マンガで読む絶望名人カフカの人生論」(著,平松昭子、監修,頭木弘樹、刊,飛鳥新社)
プロデューサー:小森茉季、柴原祐一、加藤千穂、村島亘
制作プロダクション:ダブ
製作:「カフカの東京絶望日記」
製作委員会・MBS