【#2】
「カフカ、猫ブームに絶望する」
ある日アパートの前で子猫を拾うカフカ。大家さんにバレようとも、必死に愛しきカッツェ(独:猫の意味)を守ろうとする。努力むなしく新たな飼い主を探すことになるのだが…。
「カフカ、承認欲求に絶望する」
つぐみの影響でSNSにハマるカフカ。フォロワー数はぐんぐん伸び、ある日出版社の編集者から「本を出さないか?」と持ちかけられる。念願の小説を出版できると思ったカフカは、意気揚々と待ち合わせ場所のナルメ友へ向かう…。
フランツ・カフカ。
ある朝目覚めると巨大な虫になっていた男を描いた『変身』で知られる20世紀を代表する小説家。
そんな彼が何かにつけては絶望せずにいられない「絶望中毒」という事実はあまり知られていない…。この物語は、なぜか2019年の東京で生活するカフカが日々起こる様々な出来事に、本気で傷つき、打ちのめされ、やがて絶望する。しかし、カフカが絶望すればするほど、それを見た人たちは彼の素直さ、まじめさに触発される。完膚なきまでに絶望に打ちのめされるカフカの壮絶かつ優美な姿は、あなたに生きる希望を与えることでしょう。
キャスト:鈴木拡樹、奈緒、前原滉、今野杏南、奥山かずさ、キンタカオ、大村波彦、宮田早苗、中山求一郎、坂口涼太郎、岩谷翔吾、咲良菜緒
監督:加藤拓也、坂下雄一郎
企画・脚本:アサダアツシ
原案:「マンガで読む絶望名人カフカの人生論」(著,平松昭子、監修,頭木弘樹、刊,飛鳥新社)
プロデューサー:小森茉季、柴原祐一、加藤千穂、村島亘
制作プロダクション:ダブ
製作:「カフカの東京絶望日記」
製作委員会・MBS