【#6】
連日のように奇妙な悪夢ばかり見るカフカは、瑠璃香の兄・倫太郎から催眠療法を受けることに。施術中、父への嫌悪と承認欲求を語るカフカは、頭を抱えながら部屋を飛び出してしまう。その夜、自分を否定する父の声はカフカの頭の中で大きくなるばかり。翌朝目覚めたカフカは、誰も予想だにしない変身を遂げていた…!
フランツ・カフカ。
ある朝目覚めると巨大な虫になっていた男を描いた『変身』で知られる20世紀を代表する小説家。
そんな彼が何かにつけては絶望せずにいられない「絶望中毒」という事実はあまり知られていない…。この物語は、なぜか2019年の東京で生活するカフカが日々起こる様々な出来事に、本気で傷つき、打ちのめされ、やがて絶望する。しかし、カフカが絶望すればするほど、それを見た人たちは彼の素直さ、まじめさに触発される。完膚なきまでに絶望に打ちのめされるカフカの壮絶かつ優美な姿は、あなたに生きる希望を与えることでしょう。
キャスト:鈴木拡樹、奈緒、前原滉、今野杏南、奥山かずさ、キンタカオ、大村波彦、宮田早苗、中山求一郎、坂口涼太郎、岩谷翔吾、咲良菜緒
監督:加藤拓也、坂下雄一郎
企画・脚本:アサダアツシ
原案:「マンガで読む絶望名人カフカの人生論」(著,平松昭子、監修,頭木弘樹、刊,飛鳥新社)
プロデューサー:小森茉季、柴原祐一、加藤千穂、村島亘
制作プロダクション:ダブ
製作:「カフカの東京絶望日記」
製作委員会・MBS