アメリカ・ネバダ州の米軍基地。国防総省監査官のハンナ、軍人のサリヴァン少尉を含む男女4人が地下の一室に収容されている。なぜ監禁されたのか、その理由と経緯を記憶している者は誰一人としていなかった。外と連絡も取れず刻々と時間だけが過ぎゆく中、基地内を巡回していた警備隊のピアース曹長が、常軌を逸した様子で部屋に押し入り4人に警鐘を鳴らした。それは、“緊急事態に伴い軍がここから撤退した”という事実だった。焦燥感に駆られたハンナらは基地から脱出するため、ピアース曹長の反対を押し切り地上に繋がるトンネルを目指すのだが、そこには行く手を阻むかのようにハンナらの前に立ち塞がるエイリアンの姿が…!混乱の中、すぐさま逃げ戻ったハンナらだったが、サリヴァン少尉が忽然と姿を消しており…。