ビリー(ティモシー・シャラメ)は人づきあいが苦手で無口な高校生。彼が気になるのは英語教師でどこか憂いのあるスティーヴンス先生(リリー・レーブ)。ある週末、ビリーはクラスのリーダー的存在の女の子マーゴット(リリ・ラインハート)に誘われ、陽気なサムと、引率を引き受けたスティーヴンス先生の4人で車に乗り<演劇大会>に参加することに。一方スティーヴンス先生は、出発前に校長から心配ごととして、ビリーには行動障害があり薬を飲んでいることを告げられる。先生に少しでも近づきたいビリーは、彼女のことを「レイチェル」と呼んだり、朝2人で出掛けるべく声をかけたり、ホテルの部屋を訪れたりと積極的なアプローチをする。生徒との関係には細心の注意を払いたいスティーヴンス先生だったが、真っ直ぐ感情をぶつけてくるビリーに翻ろうされ---。