ヒマラヤ周辺国家による『ヒマラヤ公約』締結会議の直前、一機の飛行機がエベレスト南部、通称・デスゾーンに墜落。その飛行機には、平和のカギを握る重要機密文書が載せられていた…。インドの特別捜査官を自称するヴィクターとマーカスは、ヒマラヤ救助隊チーム・ウィングスに機密文書奪還を依頼。“ヒマラヤの鬼”と呼ばれる隊長のジアンは懸念を抱きながらも、エベレストで遭難した恋人を探し出すために奮闘するシャオタイズ、若く情熱を持ったヘリパイロット・ハンとともに、決死の登頂を始める。残された時間は48時間。様々な思いと世界規模の陰謀が絡まる中、世界最高峰の頂には、予想もつかない事態が待ち受けていた――。