ヴァンジェルはある日突然不可解な理由で捕らえられたことによって、不本意にも旅に出ることを余儀なくされる。傷つき、闇の王から逃れるためにさまよっているうちに、ヴァンジェルには未知の北の国から自分を呼ぶ声が聞こえ、不思議な白の貴婦人の幻を夢にみるようになる。賢人エルダーから受け取った「太古の記録」という本を携え、危険な山脈や果てしなき砂漠、疑惑の湖、永遠の森へと冒険に旅立つ。旅の途中で出会った仲間たちからヴァンジェルは北の国の伝説の王とその息子の話を聞き、困難な冒険を乗り越えれば彼らと出会うことができると知るのだった。