金融関係の仕事でアメリカからスペインに出張中のロバート。2週間の滞在中、毎日がホテルと職場の往復に倦み疲れた彼は、ビデオチャットで出会ったスペイン人のサラと多くを語ることなく昼下がりの情事を楽しんだ。家族との関係に悩んでいた寡黙なロバートにとって、サラは目の前に現れた奇跡の女神のようだった。数日後、サラからのビデオ通話を受けたロバートは、再び会う約束を取りつけた。しかしその時、突然サラの部屋に2人組の男たちが押し入り、彼女と激しい口論が始まってしまう。言葉が分からず事態を把握できないロバートだったが、いつサラが暴行されてもおかしくない状況下であることには間違いなく、彼女を救出するために頭をフル回転させ決死の行動に出ようとするのだが…。