ロサンゼルス。ある高名な男の葬儀に、突然現れた黒衣のドレスを着た謎の美女。家族がいる前で、棺に取りすがって泣くこの女に誰もが呆気に取られてしまう。亡き父の顔に泥を塗られたと思った息子ヴィクターは、その女の正体を探ることに。一方、その葬儀で泣いていた女性ミランダは荷物をまとめると、故郷のメキシコに戻る。彼女には死期が間近に迫った父がいた。だが、時すでに遅く、彼女の父も亡くなってしまう。数日後、ミランダの居場所を見つけたヴィクターは、彼女を父の愛人と決めつけ罵るも、彼女は葬儀で泣く女を演じた雇われの女優で…。