座長のデイモス・ホロー博士を筆頭に、腹話術師のジェイナス、ピエロのトリンキュロ、奇術師のアポロ、紅一点のビーナスという一家が繰り広げる「真夜中のホラー・ショー」。毎夜、町の外れでひっそりと行われるこのイベントは、限られた人のみが知るエンターテイメントとして好評を博していた。ある夜、その噂を聞きつけカップルで訪れた女性アンジェラに、ステージ上からマジックショーのボランティアを務めてほしいとアポロが声をかけた。アンジェラが入ったボックスにナイフが次々と突き刺さる。その後、ボックスを開くと彼女の姿はそこにはなし。単なる人体消失マジックショーのはずだった。だが、その後、アンジェラがカレシのもとへ戻ってくることはなく…。