自由の身と引き換えに、FBIの情報屋になったピートは、最後の任務を迎える。潜入先のマフィアのボス“将軍”から刑務所内部の麻薬取引を仕切るよう命じられたピート。FBI捜査官のウィルコックスとモンゴメリーも将軍の案に乗ってきた。刑務所内の取引を立証して将軍を葬れば、すぐに釈放させると言うのだ。やむなくピートは刑務所に舞い戻り、麻薬組織を立ち上げつつ、FBIにリークする関係者を探り始める。そんな中、事態が急変。ピートはFBIに切り捨てられ、マフィア、NY市警、刑務所の看守、自分を取り巻くすべての組織から命を狙われることに!絶対絶命の崖っぷちで、ピートは気づく。唯一逃げられる一瞬の死角があることに──果たして、ピートの脱出劇の行方は?