人付き合いが苦手な、海洋生物学の学生であるシボーン。彼女は博士号の取得の為、漁船に乗り込み、深海生物の調査に出る。乗船したニーム・キノール号の船長・ジェラードは船員のギャラを払うのにも困っており、大漁を求めて、航海禁止ゾーンに船を向ける。しかし、その航海禁止ゾーンで船が突如、動かなくなる。船底では、木の腐食が始まっており、崩れた木の奥からは見た事もない生物のようなものが!このままでは浸水するかもしれない。船長は潜水の得意なシボーンに船底を調査するよう指示、彼女が見たものは巨大な生物の触手が船底を覆っている姿だった。巨大なイカと判断したクルーたちは、ウィンチを使って、その生物を引きはがそうと船上に集合、しかし、船内にはもう一つの危機が迫っていた…