幼馴染の玄野と加藤は、電車に轢かれたことで、ガンツの世界に召喚されてしまう。そこで玄野ら“死んだはずの人々”はガンツに命じられた星人との戦いを続け、倒した星人によって与えられる得点を集めることで、その世界からの解放を目指していた。100点を取るまで終わらない戦いの連鎖の中で、加藤を失ってしまった玄野。ガンツの100点めにゅーで加藤を生き返らせることができると知った玄野は、加藤の遺志を継ぎ“誰も失うことのない戦い”を続けていた。しかし、加藤の不可解な復活と、ガンツメンバーの周囲をかぎまわる謎の男が出現し、ガンツの何かが狂い始める。そして、異変が起き始めたガンツが次のターゲットに選んだのは、星人ではなく玄野を想い続ける多恵だった。大切なものを守るため、己の正義を貫くため、それぞれが犠牲にするものとは―。