デモ開始が宣言され、メディアが取材に集まる。だがスンヒョは先手を打って、投薬ミス事件を公表してしまう。本格的な病院改革に乗り出したスンヒョは収益の高い手術や医療行為を積極的に推進しようと考えていた。そんな中、投薬ミスは遺族がインタビューを受けるなどメディアに露出したことで、市民の高い関心を呼んでいた。「セグル21」の取材を受けたジヌは医療事故より、スンヒョが推進する効率化への批判を展開する。同じ頃、小児科医のノウルはスンヒョのもとを訪れていた。スンヒョを小児病棟に案内するノウル。必死に生きる小さな命の存在に思いがけず心を揺さぶられるスンヒョ。
サングク大学病院応急医療センター所属のイェ・ジヌ(イ・ドンウク)は目立つことを嫌う若手医師だが、医師が進むべき道に対する強い信念を持っていた。その信念は、実の父のように慕い、心から尊敬する院長イ・ボフン(チョン・ホジン)から譲り受けた、遺産のようなものでもあった。だからジヌにとってサングク大学病院は、単純な「職場」を超える意味を持つ大きな存在だった。ある日、大企業の経営者だったク・スンヒョ(チョ・スンウ)が社長として赴任してくる。企業のように病院の経営効率と利益を最重要視するスンヒョのやり方に、ジヌと同僚医者たちは反発するが…。
2018年/韓国/全20話/日本語字幕版
監督:イ・スヨン 脚本:ホン・ジョンチャン、イム・ヒョンウク
キャスト:イ・ドンウク、チョ・スンウ、ウォン・ジナ、イ・ギュヒョン